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コツを掴む!英数字練習法でサインを簡単にマスターする方法を完全解説!

斉藤龍のサインの特徴と書き方

三つの文字の画数の差が大きく、構造が複雑でデザイン作成が容易でないため、三つの文字を大幅に簡略化して「龍」を強調しました。「龍」は基本となる筆画を残して縦方向に長く伸ばし、末尾の横線を飛び出させることで、興が尽きず奔放でおおらかなイメージを与えています。点を除けば三筆で書き上げることができ、サインの筆記速度を大幅にアップしています。。

齋藤龍のサイン

書き方はアルファベットの「s」で始まり、右へ長く伸ばされています。続く部分には「2、3、1、1、3、3、7」という数字が織り込まれ、そして円を描いた後に中心にアルファベットの「e」を書きます。最後に、数字「2」で締めています。このように、サイン各部分を数字やアルファベットに見立てると、覚えやすくなります。

齋藤龍のサイン

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市川洋治のサインの特徴と書き方

このサインは、スムーズかつ自然な流れがあり、シンプルさを保ちつつも単調でない造形が魅力です。「市」の縦の筆画を強調し、「洋」の下部の筆画と対応させることで、直線と曲線のバランスが取れています。その結果、サインは豊かな形状を持ち、明確な強弱と変化に富むリズム感が生まれています。

市川洋治のサイン

サインは数字の「3」で始め、上から「1」を加えると、一文字目が完成します。次の「川」はアルファベットの「M」を基にし、その後に「1」、2つの点、そして「7」を書きます。円を描く動作で「2」、さらに「1」、アルファベットの「S」を続けて描きます。最後に「2」を書き、2つの点を加えます。この方法で、一見、複雑に見えるサインも、数字やアルファベットを使って練習することで、驚くほど簡単に書けることがわかります。

市川洋治のサイン

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この記事を執筆した人

林 斌

サインデザイナー
セミナー講師

商社勤務を経て、2006年に「署名ドットコム」を創立。現在はサインデザイナーの育成や、全国各地でのセミナー活動に力を入れています。著書「サイン・署名のつくり方」をアマゾンで販売中。

この記事シリーズは、署名ドットコムのデザイナーがオリジナルサインを作るためのテクニックやコツを解説する特集です。初めての方でも分かりやすいように、具体的な実筆サンプルを示しながら説明を進めます。さらなる理解のために、テキストだけでなく、実際の動画などもご紹介することがあります。